「40代男性の婚活の現実」——そう検索したとき、少し心が重くなりませんでしたか。
出てくる記事はたいてい、データを並べて「厳しいです」で終わるか、根拠が薄いまま「大丈夫です!」と励ますか、のどちらかです。「では自分は今日から何をすればいいのか」まで答えてくれる記事は、ほとんどありません。
40代男性の婚活に関するデータを調べるとき、多くの方が「全部が厳しい」という印象を受けて終わります。でも実際には、「変えられない現実」と「今日から変えられること」は、はっきり分かれています。この2つを混同したままで婚活を続けることが、停滞の最大の原因になっていることが多いのです。
この記事では、婚礼・ブライダルの現場でカップルの成立と破談の両方を間近で見てきた元ウエディングプランナーの視点から、40代男性の婚活の現実をデータで整理し、「何を諦め、何は諦めなくていいか」の仕分けを行います。そして他記事には一切書かれていない「40代男性を選んだ女性が現場で語った決め手」もお伝えします。
📖 この記事を読み終えると、こうなります
- 成婚率・年収・年齢分布のデータを正確に理解できる
- 「諦めるべき現実」と「諦めなくていい現実」を仕分けられる
- 40代男性を選んだ女性の現場でのリアルな決め手がわかる
- 今から動くための具体的な最初の3アクションがわかる
「現実を知る」のは、打ちのめされるためではありません。正確な前提で動き始めるためです。
記事の執筆者

元ウエディングプランナー。結婚歴10年。三児の母。婚礼・ブライダルの現場で多くのカップルの結婚式をサポートしてきた経験をもとに、婚活中の男性が自分に合った方法で結婚にたどり着けるよう情報を発信しています。
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この記事の前提——「現実を知ること」と「打ちのめされること」は違う
婚活サイトやSNSで「40代男性の婚活は厳しい」という言葉を見るたびに、少しずつ気持ちが重くなっていませんか。
でも考えてみてください。「現実を知る」ことと「現実に打ちのめされる」ことは、まったく別のことです。現実を知るのは、次の手を打つためです。打ちのめされるのは、現実から逃げる理由を探すときです。
この記事は「厳しいですよ」で終わりません。「何が変えられない現実で、何は今日から変えられるか」を一緒に整理することが、この記事のゴールです。
40代になっても婚活を続けているのは、弱さではなく誠実さの証拠
もう一つ、最初に伝えておきたいことがあります。
40代になっても「結婚したい」という気持ちを持ち続けていること、そのために行動しようとしていること——これは弱さではありません。誠実さの証拠です。
多くの人が「めんどくさい」「もうどうでもいい」と諦める中で、あなたはまだ前を向こうとしている。その姿勢こそが、婚活で「選ばれる人」の出発点になります。
データで見る、40代男性婚活の現実

成婚率の現実——30代と40代で大きく変わる
まずデータを正直に示します。
IBJ成婚白書2024年版によると、男性の年齢別成婚率の傾向は次の通りです。
| 成婚率 | |
| ~29歳 | 42.5% |
| 30~34歳 | 49.0% |
| 35~39歳 | 46.2% |
| 40~44歳 | 39.0% |
| 45歳~ | 23.6% |
・30代前半男性:約半数が成婚に至っており、婚活において非常に有利な年代(出典:IBJ成婚白書2024年版)
・40代前半男性:39%(年収帯によって変動)
・45歳以上男性:さらに低下する傾向
年齢が上がるほど成婚率が下がるのは事実です。
ただし、「40代前半でも一定割合が成婚できている」という数字でもあります。
「全員が無理」という話ではありません。
また40代以降は、婚活市場で男性の数が女性を上回り始めます。 競争が変わる年代でもあるということです。
成婚相手の年齢差——40代男性は平均4〜6歳下と成婚している
IBJ成婚白書2024年版によると、成婚に至ったカップルの年齢差は、男性の年代が上がるほど相手との差が大きくなる傾向があります。
・30代男性:成婚相手は1〜3歳下が中央値
・40代男性:成婚相手は4〜6歳下が中央値 (出典:IBJ成婚白書2024年版)

つまり40代前半男性の場合、成婚相手の中心は30代後半女性ということになります。
「20代女性との成婚」は現実的ではありませんが、「30代後半〜同世代女性との成婚は十分あり得る」というのが実態です。
年収と成婚率の関係——年齢が上がると年収の効果は弱まる
IBJ成婚白書2024年版によると、40〜44歳男性の年収別成婚率はおおよそ次のような傾向が見られます。
・年収400〜500万円台:30%
・年収600〜700万円台:44%
・年収800万円以上:51% (出典:IBJ成婚白書2024年版をもとに作成)

IBJ「成婚白書2024年版」より
ただし、45歳以上になると年収が高くても成婚率の上昇幅が小さくなります。
45歳以上では年収1,000万円でも33%程度にとどまります。
年収は「最低条件の一つ」であり、それだけで選ばれる時代は 40代を境に終わります。
「何が厳しく、何は厳しくないか」——現実の仕分け

諦めるべき現実——変えられない部分の受け入れ方
正直に言います。以下は、努力では変えにくい現実です。
- 20代女性との成婚を目指すこと:データ上、40代男性が20代女性とマッチングする確率は5%以下。これを主要なターゲットにし続けることは、時間と費用の消耗につながりやすい
- 「年収をアピールすれば選ばれる」という前提:40代以降、年収は最低条件の一つになり、それだけでは選ばれません
- 30代と同じペース感での婚活:40代婚活は「30代の延長」では通用しません。戦略を変える必要があります
これらを「諦める」というより、「前提を正確に更新する」と捉えてください。間違った前提を持ったまま動くより、正確な前提で動く方が、ずっと効率的です。
諦めなくていい現実——40代だからこそ持てる強み
一方で、40代男性が持つ本物の強みがあります。
- 経済的な安定:仕事と収入が安定していることは、30代前半では持てない確かな強みです
- 人生経験と包容力:失敗も成功も経験してきた深みは、年齢を重ねることでしか持てません
- 「将来のビジョン」を語れること:「どんな生活を作っていきたいか」を自分の言葉で語れる40代は、若い世代には絶対にできない差別化になります
- 同世代女性という選択肢:同じ時代を生きてきた女性との「価値観の共鳴」は、年齢差があっては生まれにくいものです
これらは、正しい場と方法で表現できれば、30代男性には出せない魅力として確かに機能します。
「一緒にいてラクかどうか」が最終基準になる理由
40代以降の婚活で女性が最終的に重視するのは何か——これを一言で言うと、「一緒にいて、心地よいか」です。
マイナビニュースの論説でも、「年収1,000万でも選ばれない男性の分かれ目は、スペックではなく『この人と暮らしてラクかどうか』だ」と指摘されています。
つまり、婚活の場において最終的に問われるのは——
- 話していて楽しいか、疲れないか
- 価値観が似ていて、ストレスが少ないか
- プライドを押しつけてこないか
- 一緒に生活を「運営していける」感じがするか
これらはすべて、スペックとは関係のない「在り方」の問題です。そして「在り方」は、今日から変えられます。
【元ウエディングプランナーの現場から】40代で「選ばれた男性」の話

40代男性を選んだ女性が、最後に語った決め手
🌸 元ウエディングプランナーの現場から
ブライダルの現場では、結婚式の準備を通じて新郎新婦の「どうして相手を選んだか」を伺う機会が多くありました。40代男性の新郎と30代後半〜40代の花嫁のカップルから聞いた「決め手」の言葉を、いくつかご紹介します。
- 「話していて、こちらのことをちゃんと聞いてくれた」——自分の話を遮らず、最後まで聞いてくれる姿勢が印象に残ったという声は、何度も耳にしました
- 「一緒にいても無理をしなくてよかった」——40代男性と一緒に過ごすことで「素の自分でいられる」と感じた、という声
- 「老後のことまで話せた」——将来の生活について、具体的に一緒に考えられた経験が決め手になったという声
これらのどれにも、「年収」「学歴」「スペック」という言葉は出てきませんでした。「この人といると安心する」「この人と一緒にいたい」という感覚が、最終的な選択の根拠になっていました。
現場で見えた「厳しいと言われた中で成婚した男性」の共通点
🔍 成婚した40代男性の共通点
「40代男性の婚活は厳しい」と言われながらも成婚した方たちの共通点を整理すると、次のような要素が見えてきました。
- 「相手に選ばれる立場だ」という意識に切り替えていた——「自分が選ぶ側」という40代男性に多い感覚から、「選んでもらうために何ができるか」という発想に変わっていた
- プロのフィードバックを素直に受け入れていた——カウンセラーや仲人の「こうした方がいい」というアドバイスを、プライドを横に置いて実行していた
- 「同世代の女性」という選択肢を最初から視野に入れていた——年下女性を必須条件にしていなかった
現実を踏まえた上で——40代男性に合った婚活の進め方

マッチングアプリは40代男性に向いているのか
マッチングアプリは、手軽に始められる反面、40代男性にとってプロフィール写真の第一印象が大きな壁になりやすい構造を持っています。
- 20〜30代男性との「写真の印象」での競争になりやすい
- 相手の本気度がバラバラで、時間を無駄にするリスクがある
- 年収・経験・人柄などの「40代の強み」が伝わりにくい
ただし、ラス恋・ラス婚研究所の調査では「同世代だけが集まるアプリ」で成功している40代男性も一定数います。アプリを使うなら「40代以上限定」「婚活特化型」という絞り込みが重要です。
結婚相談所が40代男性にとって構造的に有利な理由
結婚相談所は、40代男性の「強み」が評価されやすい構造を持っています。
| 項目 | マッチングアプリ | 結婚相談所 |
|---|---|---|
| 第一印象の決め手 | 主に写真 | 写真+プロフィール全体+仲人の補足 |
| 相手の本気度 | バラバラ | 全員が結婚前提・独身証明済み |
| 40代の強みの伝わり方 | 伝わりにくい | 年収・安定感・人生経験が評価されやすい |
| プロのサポート | なし | 仲人・カウンセラーが伴走 |
「写真だけで判断されない」「人柄・価値観まで含めて見てもらえる」という構造は、40代男性の本当の強みを発揮しやすい環境です。
👉 どの結婚相談所が自分に合うか比較したい方はこちら【男性向け結婚相談所おすすめ比較記事】
「今から動く」ための最初の3アクション
現実を整理した上で、今日から動ける具体的なアクションを優先順位順に示します。
- 清潔感の整備とプロフィール写真の撮り直し:最も即効性が高い。美容室で相談し、スタジオでプロに撮影してもらう。これだけで申し込み成立率が変わることは多い
- 「求める相手の年齢条件」を現実的な範囲に更新する:30代後半〜同世代(40代)を主な対象として設定し直す。これだけで出会える相手の数が大きく変わる
- 婚活手段の見直し(結婚相談所の無料相談に行く):入会の義務はない。「どんな活動ができるか」を直接確認するだけでも、今の自分に何が必要かが見えてくる
よくある質問(FAQ)

Q1. 40代男性の婚活成婚率はどのくらいですか?
IBJ成婚白書2024年版によると、男性の成婚率は30代前半で約半数、40代前半では30%台(年収600〜700万円台で約44%、800万円以上で約51%)、45歳以上ではさらに低下します。年齢が上がるほど難しくなりますが、40代前半でも一定割合が成婚できているのは事実です。(出典:IBJ成婚白書2024年版)
Q2. 40代男性は何歳の女性と成婚しているのですか?
IBJ成婚白書2024年版によると、40代男性の成婚相手との年齢差は平均4〜6歳下が中央値です。40代前半男性であれば、成婚相手の中心は30代後半女性ということになります。「20代女性との成婚は難しい」一方、「30代後半〜同世代女性との成婚は十分あり得る」というのが実態です。(出典:IBJ成婚白書2024年版)
Q3. 年収が高いのに選ばれない理由は何ですか?
40代以降、年収は「最低条件の一つ」にすぎず、それだけで選ばれる理由にはなりません。女性が最終的に重視するのは「一緒にいて心地よいか」「この人と生活を運営していけるか」という感覚です。年収をアピールするより、「話を聞く姿勢」「将来のビジョンを語れること」という方向に意識を切り替えることが重要です。
まとめ——現実は変えられない。でも、動き方は変えられる
- 40代前半の成婚率は39%——「難しいが不可能ではない」が正確な現実
- 成婚相手の7割は同世代(30代後半〜40代)——「若い女性」への固執が最大の障壁
- 年収は「最低条件の一つ」——「一緒にいてラクか」が最終基準になる
- 「諦めるべき前提」と「諦めなくていい強み」を整理することが出発点
- 40代男性を選んだ女性の決め手は「聞いてくれた・安心できた・将来を語れた」
- 今日から動ける3アクション:①清潔感・写真②年齢条件の更新③婚活手段の見直し
現実は変えられません。でも、現実に対する動き方は、今日から変えられます。データを知った上で、正確な前提で動き始めること——それが、40代婚活の最初の一歩です。
「正確な前提」から動き始めませんか?
「40代に合った手段を比較したい」
「プロのサポートで動き始めたい」
男性向けのおすすめ結婚相談所を費用・サポート・特徴で一覧比較した記事を用意しています。
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【著者プロフィール】
元ウエディングプランナー。婚礼・ブライダルの現場で多くのカップルの結婚式をサポートしてきた経験をもとに、婚活中の男性が自分に合った方法で結婚にたどり着けるよう情報を発信しています。



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